新機動戦記ガンダムWの38の情報・感想・評価

エピソード38
女王リリーナ誕生
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PANDADA

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「武器を捨てろ!弱い者が武器を持てば、己の心に負けて暴走する!弱い者は戦うな!!」(張五飛) 宇宙ではOZ宇宙軍とホワイトファングがコロニーを巻き込みつつ、戦火を交えています。 そこに現れたのが五飛。 上のセリフを言いながら、双方を撃破しつつ武装を解除させていきます。 ガンダムのパイロットを味方につけたいノインは五飛と接触。流石の五飛も問答無用で襲いかかったりはしませんが、元々集団行動が大嫌いな彼はノインの申し出を却下し、去っていきます。 デュオは自分のジャンク屋で考え込んでしまっていて、ヒルデに励まされます。とりま、真面目な仕事をしようと試みますが、そこで復興したウィナー家のパイロット募集を知り、カトルに会いにいきます。 早速すっかりビジネスマンモードのカトルと会って、近況報告。 カトルは地球で何をすべきかをヒイロと考え、サンクキングダムの完全平和主義を守りたい事を熱弁しますが、デュオは結構冷めています(笑)。 デュオいわく、自分はコロニーのために戦ってきたし、激しく戦ってきたからこそコロニーのみんなには自分と同じ目に合わせたくなかったけど、今じゃみんなが戦争は始めてしまい、平和の実現に対して懐疑的になっているとのこと。 なので、カトルとは合流せずに去ります。そして、去り際にトロワの居場所をカトルに教えます。 そして、カトルはトロワのサーカスへ。 うーん、ここのシーン、わざとらし過ぎて嫌いなんですよね(笑)。 デュオからトロワの居場所を聞いてる=トロワの生存については知っているわけで、 あんな「ここにいるのかなぁ?」的な表情からの「本当に生きてる!」的な表情の変化はいらないでしょ。 そして、フツーだったら、デュオもトロワ生存の情報教える時に、 「でも、彼は記憶を失っていて、、、」 的な事知らせない意味はないのに、 知らせてないから、トロワの記憶喪失を知り、仰天するカトル。 リアリティ中からもない演出。 この辺はやっぱ富野作品ほどの深みがないです。 そして、そんなカトルがものすごい剣幕のキャスリンに追い払われても仕方ないとしか思えません(笑)。 そして、そんなカトルに部下から通信が入り、このコロニーがOZ対ホワイトファングの戦場になると。 いやいやいやいや、ないでしょ(笑)。 どちらも宇宙で鎬を削っていて、少しでも味方を増やしたい時にコロニー周囲で戦ったりはしないでしょ。ましてや、ホワイトファングは「コロニーの革命闘士」を名乗っているわけで、コロニー巻き込む戦いだけはしちゃならんハズなのに。 この辺も減点ポイントです。 カトルはトロワ達に避難勧告しにまたサーカスへ。そして再度キャスリンに追っ払われて(笑)、コロニー外で、OZ+ホワイトファングと戦闘。 そんな中、何かを思い出したトロワは引き止めるキャスリンに 「昔、誰かが言ったような気がする。感情のままに行動する事は人間として正しい生き方だと」 と言って、無事帰る事を約束し、なんとか両軍を殲滅したカトルの元へシャトルで合流します。 これ、ヒイロの言葉ですね。 第12話で 「感情で行動することに異論はない。俺はそう学んだ」 と言ってるし、 第13話でも 「前にも言ったはずだ。感情で行動するのは、正しい人間の生き方だと」 と言ってますし。 リリーナは女王の正装をして厳しい表情でロームフェラ財団の総会へ。 財団代表に就任し、「世界国家」の樹立を宣言します。 それをテレビで見ているトレーズは、カリスマ性のあるリリーナを代表に据えるのは妙手ではあるけど、実はそれがロームフェラにとってリスクが大きい事を口にします。 そして、女王リリーナの就任を同じくテレビでしり、何かの決心をするヒイロで今回は終了です。 残り11話です。
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blackmonkey

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ロームフェラの思惑でリリーナはオズの代表になる。