新機動戦記ガンダムWの33の情報・感想・評価

エピソード33
孤独な戦場
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PANDADA

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「僕達のように戦う事しか知らなかった者にでも平和に暮らせる場所をあなたは作ることができる。ヒイロや僕達はそれを信じているんです」(カトル・ラバーバ・ウィナー) ピアノを弾くカトルのシーンからスタート。 トレーズ派は新生OZにだいぶ押され気味で、トレーズの幽閉先もわからないと言った情報がノインから明かされます。 ノインがMDを嫌い、トレーズ派に与する気持ちがよくわかりません(笑)。この人は士官学校の教官をやっていて、兵士が使い捨てにされる事を嫌っていましたよね。だったら人命を損ねないMDって、兵士の代用として彼女にとっては喜ばしい者だと思うんですよね。「戦死する事にも意義がある」というようなトレーズの思想とは根っから噛み合わないと思うんですが。 ただ、ブレッブレに見える彼女の思想も、「ただただゼクスが好きなだけ」という視点で見ると、あーそうなのかと納得はできます(笑)。 ゼクスがお願いするから全てのキャリアを捨ててでもリリーナやサンクキングダムを護る。 ゼクスと敵対しているから新生OZが嫌い。 とかですね。 そんなゼクスはミリアルドと名乗るのをやめて、ゼクス・マーキスの名に戻り、また仮面を被って、新生OZのMDを破壊しまくり。 もはや親善大使でも何でもない(笑)。 まあ、コロニーからは別に必要とされてはなかったし、敵対していた連合宇宙軍と共闘したり、自分のことを大嫌いだったレディ・アンと友好関係を築いたり、まあ、何がやりたいかよくわからない彼が一番ブレッブレ(笑)。 今は宇宙に上がってきたハワードの船ピースミリオンにお世話になっているみたいですが、地球でサルベージ船やってたハワードがなんでデッカい宇宙戦艦乗って宇宙にいるのかは全く不明。 OZと事を構えたら、妹に迷惑がかかるのに。。 デルマイユ公はそんなゼクスにご立腹で、リリーナをブレーメンに呼び出し、問いただす事に。 ほら、言わんこっちゃない(笑)。 デルマイユ公はちゃんとした大人だし、やんごとない大貴族なので、呼び出しの文面は非常に丁重で、礼を尽くしています。この辺はさすが。 迎えにきたドロシーの金色のリムジンに乗り込む前に、リリーナはヒイロにどこにも行かないようにと釘を刺しはします。でも、ヒイロはリリーナが行った直後にMDの大部隊がルクセンブルクに降下するという情報をキャッチしたので、そちらに行きます。ヒイロ曰く、ルクセンブルクを攻めるにしては数が多すぎるし、きっとここからさらに拡散するであろうから、との事でMDの数を減らすというのは理にかなっているように聞こえないでもないですが、月の生産ラインを止めないと意味ないんじゃないかなぁ? ロームフェラ財団の幹部の前でゼクスの事を問いただされるリリーナですが、現在彼がピースクラフトを名乗っていないのなら、彼はうちとは無関係なので、お好きにどうぞ、と言ってのけます。 ここはお見事ですが、迎えにきたパーガンのリムジンに乗っちゃうのはセキュリティ面からどうなんでしょう?最後までロームフェラに送らせるのが筋だし、安全なのに。。 ゼクスに襲われるMD部隊ですが、護衛部隊は全滅させられますが、本隊は無事降下できた模様。 リリーナは案の定、OZの部隊に事故を装った襲撃を受けますが、ノインとカトルが撃退。でも、パーガンは怪我して救急搬送されてしまい、リリーナは自分の無力さを嘆きます。そこで、カトルが上の言葉で励まします。 ヒイロはルクセンブルクで奮闘中ですが、多勢に無勢で次第に追い詰められていきます。そこに入るトレーズからの激励の通信。で、今回は終了です。 んー、トレーズの幽閉先ってルクセンブルクなんですかね?でもここってトレーズ派の拠点な訳で。トレーズ派の拠点にトレーズが幽閉されている?それも変な話ですよね。もともとロームフェラ本部に幽閉って話だったのに。 じゃあ、ルクセンブルクがロームフェラ本部? いや、ルクセンブルクはオペレーション・デイブレイクでゼクスが連合から奪い取った拠点だし。 トレーズ派がすでにトレーズごとルクセンブルクを奪還済み? いや、だったら大ニュースになってるハズですが、ノインいわく、トレーズの行方はわからないって事だし。 うーん、いい加減な設定なのか、イマイチよくわかんないです。 富野作品でないとこういう細かい詰めが非常に甘い。 残り16話です。
blackmonkey

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ヒイロ、トレーズ派を救援に。リリーナは財団に命狙われるも、ノイン、カトルによって救われる。