新機動戦記ガンダムWの26の情報・感想・評価

エピソード26
燃えつきない流星
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PANDADA

PANDADA

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「人間狂って結構。それが戦争だ」(ドクターJ) OZ総帥トレーズが幽閉され、トレーズ派の兵士達がロームフェラ財団の決定に逆らい、OZは二分され内戦に突入します。 地球にMDを降下させる新作戦「オペレーション・ノヴァ」は主にトレーズ派の拠点を対象として実施されます。 OZ主流派は濃紺の制服ですが、トレーズ派は黒の制服と色分けされています。 レディ・アンを倒し月基地の司令となったツバロフは新型ガンダム(ウィングゼロ)とカトル、ヒイロを捕えたので、早速ウィング・ゼロの解体を部下のトラントに命じます。 実はトラントはウィングゼロのコックピットシステムに首ったけ(笑)。 パイロットの脳波に働きかけて、反応速度を向上させて、一般兵でもMDと同等の戦闘力を有することができるこのシステム(ゼロシステム)を何とかOZのMSにも活かしたい。 ツバロフにお願いしてみますが、狭量でMD万能主義のツバロフがパイロットの能力向上システムになんて興味を持つわけもなく、即座に却下されます。 捕らわれたヒイロとカトルは処刑予定でしたが、「敵の敵は味方」理論によって、トレーズ派に助けられます。 博士達もトレーズ派と合流していて、ヒイロとカトルにゼロシステムについて説明します。 H教授によると 「あれは戦う精神波をコックピットで増幅させ、パイロットに通常能力以上の結果を出させる装置を組み込んでおる」 とのこと。 ドクトルSによると今回はパイロットの戦闘目標に狂いが生じたため、同士討ちを引き起こしてしまったと。 ゼロシステムを使いこなすためにも、パイロットとして完璧になれと上のセリフも使いながらドクターJ達が諭します。 めくるめく勢力の変転もあり、カトルはどちらが敵で、どちらが味方か分からないと言いますが、ヒイロはシンプルで 「自分の命を狙ってくる者と、自分が倒そうとする目標が敵だ」とのこと。 それでも自分の正しさに自信の持てないカトルと、微塵も揺るがないヒイロ。対照的です。 トラントはゼロシステムのテストがしたくて、とりま、基地内のトレーズ派を追い詰めます。 で、身の安全と引き換えにガンダムパイロットの引渡しを要求。博士達もこれに乗ることにします。 この時のトラントですが、博士達にかなり丁重なんです。ツバロフと違い同じ技術者として、キチンと敬意を持って対応しています。こう言うのがあるだけでも、トラント特尉と言うキャラ設定に少し深みがでます。ちなみにトラントはフランス語の30が由来です。ツバロフはドイツ語の12が由来。 ヒイロはウィングゼロに乗り込み、シミュレーション開始。MDのデータを相手に非常に高度な対応を見せます。 カトルはそれを見ながら、人間同士の戦争に、人間性を捨てさせて能力を向上させるこのシステムは間違っていると気づきますが、いやいや、作ったの君だよね(笑)。 ヒイロは少しずつゼロシステムに飲み込まれていって、自分の敵を自答していく中で、自分の敵は自分の命を弄ぶ者=博士達、と言う答えに到達し、暴走開始(笑)。手近のMDを破壊していきます。 博士達を人質に取ったつもりのトラント達ですが、全く人質としての効果はありません。 博士達は逆に人質が効かない兵士を作れた事を喜んでますし(笑)。 トラントは自分のミスが招いた大惨事なので、ツバロフに応援を頼めずにいるところ、カトルがメリクリウスに乗ってヒイロを止めると言うので、それにかけます。 カトルはヒイロと格闘戦を行いつつ、プラネイト・ディフェンサーで2機を包み、自爆を示唆します。ヒイロはカトルに斬りかかるも、メリクリウスにリリーナの姿を重ね、急に自己を取り戻し、攻撃停止、コックピットの下に落ちます。 あんなゴツいメリクリウスに重ねられたリリーナって(笑)。ヒイロの中ではリリーナ≒メリクリウスなんですね(笑)。 カトルが助けに入り、黄色く光るヒイロからその黄色い光を受け取って自分の胸にあてて、リリーナのことを感じ取るシーンが入りますが、うーん。これは、要らんでしょ。しっかりとNTを描いた作品でもないのに、たまーにこう言う表現をしたがるのがGWの玉に瑕だと思います。こう言う、その後に細かい描写のないオカルト的な表現はガンダムらしくない。。。 メリクリウスは自爆し、その爆発に紛れカトルはヒイロを連れて脱出。 ヒイロにヤられに来た博士達は、メリクリウス自爆の中でも無事焼け残ったウィングゼロを見つけて、 「こんなMSに負けんじゃろう、あいつらは」 と言ったところで今回は終了。 次回、次々回は総集編です。
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blackmonkey

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OZの内乱中、ゼロシステムのテストでヒイロが暴走するもこれに乗じてヒイロ、カトル脱出。
えりこ

えりこ

人間狂って結構。それが戦争だ。