新機動戦記ガンダムWの3の情報・感想・評価

エピソード03
ガンダム5機確認
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PANDADA

PANDADA

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「戦術的に見て少数を倒すには、退路を断ち、集中砲火を浴びせた方が確実な戦果を挙げられる。この場合、包囲・殲滅という作戦を採った敵の司令官の判断は正しい。だが、」(トロワ・バートン) OZの司令官トレーズ上級特佐とゼクス特尉の会話からスタート。各地に出現したガンダム達の目的が不明なため、後手後手に回ってしまっている事をトレーズも認めています。が、多分次の狙いは陸戦用MSリーオーの生産基地があるコルシカであろうと推測し、中東にあるスペシャルズの空戦用MSエアリーズの部隊をそちらに派遣する事に。そして、ついでにゼクスもそちらに回す事になります。 「スペシャルズ」は、貴族などからなる大金持ち集団、「ロームフェラ財団」が出資する秘密結社OZの軍事部門で、連合軍よりも優れたパイロットと高性能のMSを擁していて、各戦場での単独行動が認められている特殊集団。司令官はロームフェラ財団の幹部でもあるトレーズ・クシュリナーダ上級特佐。ゼクスと親友だったりして、どことなく「完璧なガルマ・ザビ」みたいな感じと思ってました。 コルシカは向かうゼクスは他のガンダムの動向を調べると、揚子江に出現した機体はコルシカではなく、インダス基地に陸路で向かっているらしい情報をゲット。コルシカに行かなきゃなんで、こいつについてはとりま放置することに。 インダス基地を襲う五飛のシェンロンガンダムはあまりの歯応えのなさに拍子抜け。ナメられていると感じてます。 前回、ウィングガンダムに魚雷をぶつけた余波で海に浮いていたヒイロは、軍病院に囚われています。軍といってもOZじゃなくて、連合軍。やたらと頑強なその肉体に驚くサリィ・ポゥ少佐は、彼が何者なのかに興味をもちます。一方、彼をここに連れてきたリリーナはサリィに案内されて院内に。縛り付けられているヒイロを見て憤慨するリリーナですが、サリィが事情を説明。 その隙に助けに来たデュオによって解放され、一緒に脱出。でも、ヒイロ的には自決する気で50階から飛び降りたのですが、リリーナの声を聞いて思わず生き延びる選択をしてしまい、自己嫌悪に陥ります。 とりま生き延びたので、デュオと共に逃走。 コルシカ基地は司令のボナーパが飛行船に乗って指揮。新参の成り上がりであるOZが嫌いらしく、自分達だけで基地を守るつもり。 スペシャルズのワーカーはやってきたゼクスを迎え、ゼクスからのガンダム情報を元にガンダムに対抗できうるMSとして、MSの原点でもあるプロタイプ・リーオー、トールギスを彼に託します。トールギスはかなり古い機体で、首がもげてたりして、すぐには戦えない状態。 ボナーパ司令は完璧な防御陣を敷くこの基地に敵襲はないと断言しますが、トロワの乗ったガンダムヘビーアームズが登場。 ここでのトロワのセリフが上。 この理屈っぽい所が彼の魅力です(笑)。 ゼクスにトールギスを託したワーカー特士は、後の兵士たちのために、エアリーズ部隊を率いて、ボナーパ司令の退却を援護。OZ嫌いのボナーパ司令も頭を下げるほど。 ヘビーアームズの弾薬を使い果たさせるくらいの健闘をしたワーカー隊ですが、横合いから攻撃してきたカトルのガンダムサンドロック率いるマグアナック隊にガシガシ撃墜されて、ワーカー自身もカトルにやられます。 同じガンダム乗りだけど、面識もないトロワとカトルはその後に戦闘開始。 その隙にゼクスは逃げおおせます。 構わず戦う2人ですが、カトルはこれは違う、と気づき、コックピットの外に出て、 「戦っちゃいけないんだ、僕達は!」 と叫び、トロワもそれに呼応して両手を上げてコックピットの外に出て休戦。 一方、デュオ達は沈んだデスサイズとウィングをサルベージして引き上げ、自力で骨折を治すヒイロに呆れるデュオで今回は終了です。 ガンダムパイロット5人のキャラがわかりやすくなってきた回でした。
blackmonkey

blackmonkey

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地球で暴れる五機のガンダムの存在が明らかに。 →OZは地球圏統一連合ではなく、私兵だったと知った。ゼクスは諸々の設定のベースはシァア。OZの兵士の「後の兵士のために」はシリーズきっての名言。
えりこ

えりこ

後の兵士達の為に…!