GUNSLINGER GIRLの9の情報・感想・評価

エルザとラウーロ、ヘンリエッタとジョゼ。義体と担当官の関係が描かれる。前者は遠すぎるし後者は近すぎる。

これまでの話の中で、一番緊張感が高く、とても哀しく歪んでいるって思ってしまった回でした。 "嫌いだから誘う（会話をする）"という言葉が何度も出てきたり、孤高の時間が長いせいで起こしてしまったある失態。 この話の主軸の少女・エルザはある意味歪みの中で、一番堕ちてはならない奈落へ知らない間に堕ちてしまって、しかもそこに気付けなかったトドメで価値さえ失墜で、言わば固辞とすれ違いで破滅のレールに乗ってしまった。調べたところどうやら次で、詰みの一手が出るらしく、その回はキツそうですが、見なくちゃならない気がします。 これほどに殺意と破滅の匂いの回は無かったが、原作者の原案だけに、自然に入ってきましたね。 さて、次回、怖いな…