図書室で勉強を宿題を片付けていたセンパイは陽キャギャル集団に自作の漫画を見られてしまう。ギャルのひとり長瀞に漫画の内容をイジられ、自身の仕草や立ち振る舞いまでイジられ始める。センパイをイジることに快感を覚えたのか長瀞はセンパイをイジる為にセンパイの所属する美術部の部室に度々現れイジり始めるが…
なんとも歪でちょっとエッチで初々しいラブコメです。
1話目の長瀞のイジりが最早イジりを超えたイジメに見える人もいると思います。(コミックス版では反省しているシーンが追加されていたりするのですが…)
イジりも始めはイジることが面白いからというような様子だったのですが、次第にセンパイのことが気になるからイジってしまうという「好きな人にちょっかいをだしてしまう」という状態になります。お互いに相手の好意に気が付いているとは思いますが、素直になれずイジりイジられの関係は変わらず。
長瀞の友達通称”長瀞フレンズ”が登場することで長瀞がイジるだけでなく、長瀞自身もフレンズからイジられたりし始めるので面白かったです。
物語終盤になるとセンパイをイジっていた長瀞がセンパイを庇うシーンも出てきて、関係性が深まっていくなど変化も見られて良かったです。
原作とは少し違う描写も多く見られますが、私としてはアニメ版のアレンジの方が好みでした。
