「メディア良化法」が成立・施行された架空の日本を舞台に、不当な検閲から本を守ろうとする図書隊員たちの戦いを描く。
1988年、公序良俗に反する表現を規制する「メディア良化法」が、制定された。
良化隊による武力によって本屋や図書館への検閲行為が、激化し表現の自由や言論の自由は風前の灯となった。
「図書館の自由に関する宣言」を元に、図書館は図書隊を結成した。
かつて図書隊によって良化隊の検閲行為から救われた笠原郁は、自分を救ってくれた図書隊員に憧れ、図書隊に入隊する。
堂上教官の厳しい指導や図書隊の訓練や数々の実戦を経て、笠原は１人前の図書隊員に成長していく。
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ。
かつて自分を救ってくれた図書隊員に憧れ図書隊に入った笠原が、堂上の厳しい指導に耐え、小田原攻防戦などの様々な実戦を潜り抜け、表現の自由を守る図書隊の使命の重さや実戦の怖さを知り、一人前の図書隊員に成長していく奮闘を、犬猿の仲だった笠原と堂上が様々な実戦や訓練を潜り強い絆を結ぶラブコメディ、リアルなガンアクションを絡めて描いていて、情報通な柴崎や頑な手塚や豪快な玄太隊長との人間群像も良く、硬派なアニメとして楽しめる。
