オフィス街にあるどこにでもあるような洋食屋「洋食のねこや」は週に1度だけ異世界(剣と魔法の西洋風ファンタジー世界、いわゆるナーロッパ)とつながり、異世界の住人が客としてやってくる。それぞれの客に推しのメニューがあり、常連客同士は互いに推しメニューで呼び合い、で推しのメニューをめぐって論争になることも。
1話の中で2品のメニューと注文した客にまつわるエピソードで展開される。現実世界の定番メニューを食べたことのない異世界の客が全力で食レポをするため、かなりの飯テロアニメ。西洋風ファンタジーで繰り広げられる『孤独のグルメ』と『テルマエ・ロマエ』のような雰囲気。
セリフは決まっているのだろうが、食レポ演技は難易度が高いためなのか、客役はキャリアのある声優さんが充てられていた。
グルメの話のため「なろう系」特有のツッコミ所はあまりないので、気楽に観られる。