平田一

Dies irae To the ring reincarnationの平田一のレビュー・感想・評価

Dies irae To the ring reincarnation(2018年製作のアニメ)
1.0
1期から半年後に放送された後半パート。

殆どのキャラクターが1期から続投されて、色んな謎や殺戮に決着をつけるというのが、このパートの要ですが、例によってこれもなぁ……。

てかここまでゴチャゴチャとした内容にするんだったら、Fateみたいに一つのルートをまずはアニメ化すべきでしょ。どのルートに絞っているのか、これじゃさっぱりなんだもん。

おまけに敵対キャラクターが、頭湧いてんのかってぐらい、言ってることが気持ち悪くて、特にエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグは顕著。このキャラが人間的にも最低レベルでおぞましい(自分の本性を無意識にすり替える素早さに)。

あくまで僕の私見ですが、まとめる意思も覚悟も無しに、“取っ散らかり”をそのまま視聴者に丸投げした作品で、しかもそういう取っ散らかりを、視聴者がカルト的人気だって思い込めば、御の字だって甘えに徹したようにも思える出来ですね。

結論、やっぱダメダメです。
これでは原作にも失礼。

いつかNetflix(もとい大手配信サイト内)で各ルートの完全なアニメシリーズ化をしてほしい。独占配信限定だったら、制約は緩くなるし、原作のスピリットを保つ率もグンと上がる。

大人向けシリーズの需要も今では相当あるし、ゲームへの注目度も増すだろうし、いかかでしょうか?
平田一

平田一